18歳女子浪人生。英検2級レベルの英語で生き抜きます。ミャンマー語は一つも分かりません。

ミャンマー浪人

生きてます。

ミャンマーってどんな国?

最近サンダル焼けがやばいです。のもです。
ずっと日傘差してるので上半身は大丈夫なんですが、足は防ぎようがないので…。


↑今こんな感じです。くっきり。

でもこんなになる位の間ミャンマーにいたんだなあ…と少し感慨深くもあります。
これからもっと濃くなってくんですかねえ。
恥ずかしいですけど、勲章のようで嬉しいです。



そんな感じで、日にも焼けつつ一ヶ月半ほどヤンゴンで暮らしてきた私ですが、まだまだミャンマーは不思議なことばかりです。
ミャンマーってどういう国なんだろう。
随分ざっくりした疑問ですが、日本の友人によく聞かれるのは勿論、私自身も未だに時折思います。

  • 生鮮食品は当然として何故か化粧品とかおもちゃまで売ってるスーパーもあるのに、道端には野菜やフルーツの屋台が所狭しと立ち並んでる。
  • 日本にあるのと全く変わらないショッピングモールの前で、若いお坊さんの集団がワイワイ自撮りしてたりする。
  • エンジニアだという英語学校のクラスメイトが、旧正月明けに頭を丸めていて、聞けば3日ほど出家してきたのだと平然と言う。
  • イギリス統治時代の欧風建築と、近代的なビル、ボロッボロのアパートが同じ通りに並んでる。
  • イギリスの紅茶文化の名残りのミルクティ、中国の油条(揚げパン)、インド料理のサモサ(カレー味の揚げ餃子みたいなやつ)を一緒に食べたりする。
  • 高層ビルの屋上からは、綺麗な夜景と一緒にライトアップされたパゴダが見える。
  • 食堂に住んでる少年も、線路に住む一家も、プール・ジム・警備員付きのマンションに住んでるおじさんもいて、でもそんな大金持ちも稼いだお金は殆どお寺に寄付しちゃったりする


挙げていけばキリがありませんが、こういった、ある意味私たちにとっては奇妙にも思える光景が、ここでは日常なのです。

これらは全部、単純に格差社会という一言で切り捨てられるようなものじゃなくて、本当に「混在」という言葉が一番しっくりきます。
宗教とテクノロジー、貧富、異文化、近代化と伝統。
それら全部が、対立するのでも、融合するのでもなく、ただ共存しているのです。

…とか言うと何か偉そうなので、シンプルに写真で見て貰った方が早いかもしれません。


上の写真は全てヤンゴン市内で撮ったものです。
これだけでも、私の言っていることが少しは伝わるでしょうか。
発展途上国というと、つい我々は何もない昔のままの暮らしをしている国だと誤解しがちですが、実際来てみると、ここは発展「途上」国であって、決して「未」発展ではないのだと感じます。



そして最後に一つ。
前回は書き忘れましたが、実は先日の水かけ祭りは父の仕事のご縁でミャンマーのパラ水泳代表チームの皆さんと一緒に回っていました。
これはその時の一枚です。

ちょっと欠けてる部分もあるけど、そんな事は別に気にしてなくて、ただただ陽気に笑ってる。
なんか、このミャンマーという国を象徴するような写真だなあと思います。
今回ミャンマーってどんな国か、なんて長々と書いてきましたが、結局この一枚に全部詰まってるのではないでしょうか。
こーいう国です。
こういう国で、私はいま暮らしているのです。

上手く言葉で説明できないのが歯がゆいのですが、ミャンマーってどんな国?と思っている皆さんに、これで少しでも現在のミャンマーが伝わっていたら幸いです。



そんなミャンマーで、日々この"欠けてる部分"に翻弄されつつも(突然1時間くらい水が出なくなったり)(でも放っといたら治る)、ミャンマー浪人生活、今日もがんばっております。
折り返し地点も見え始めてきましたが、引き続き楽しみながらやっていきたいですね。



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