18歳女子浪人生。英検2級レベルの英語で生き抜きます。ミャンマー語は一つも分かりません。

ミャンマー浪人

生きてます。

水かけ祭り inヤンゴン

ミャンマー唯一の大型連休を満喫しております。のもです。


ただいま、ミャンマー旧正月。金~火の5連休でございます。
年末年始ということで殆どのお店はお休みで、ローカルの屋台もやってたりやってなかったり…。
学校も勿論お休みです。

じゃあ何もする事がないのかというと、そんな事もなく!ミャンマーでは、この期間中、街中でとあるお祭りが開かれているのです。

それが、この水かけ祭り
ミャンマーではティンジャン、もしくはダジャン(Thingyan)と呼びます。
元々は、年明け前に一年の穢れを水をかけ合って落としましょう、という意味の仏教儀式だったようですが、現在は↑の写真の通り、儀式というよりは楽しい(?)お祭りになっています。
ただ、余りに楽しくなり過ぎちゃった結果、5日間ずっと街中がW杯の時の渋谷みたいなことになっているので、逆に国民全員が参加する感じではなくなったらしく…。
街は大騒ぎする若者で溢れ、のんびり過ごしたい人は田舎の実家に里帰り、あるいはお寺でひたすら瞑想…といったように、地元住民の過ごし方は二極化しているようです。
実際私もミャンマー人のクラスメイトや友人に聞いたところ、お祭りに参加すると言う人はむしろ少数派でした。


しかし、ミャンマー浪人生には時間もエネルギーも好奇心も有り余っております
という訳で、もちろん参加して来ました!水かけ祭り!



↑軽トラを仲間内で借りて荷台に乗り街中を回るのがミャンマー


↑傘による抵抗むなしく車を下りて10秒でズブ濡れになるミャンマー浪人生


…こんな感じ。
歌って踊って水かけてかけられて、もー大変です。
ミャンマー人普段はあまりお酒飲まないらしいんですが、この日ばかりは例外らしく。
昼間、というか朝っぱらからビール片手に大騒ぎでした。

しかもこれ、特にイベントスペースとかではないのです。普通の道路。
つまり、こんな無法地帯が街の至る所で発生しているんですよね。
どこへ行くにもこういうテンションの人々の横を通る訳ですから、ただ出かけようと思ってもまあ無事には行けません。
普通の道路を普通に歩いていると、気付いたらビッシャビシャになるんですよ。
パーリーピーポーは言わずもがな、子供は笑顔で桶に入った水を振りかぶって投げつけてきますし、優しそうなおばちゃんすらも無言で背中に氷水を流し入れてくれます。
なんというか、もう、無茶苦茶です。


でも、無茶苦茶な中にもしっかりとルールはあります。
例えば、イベントごとは午前9時から午後5時までと決まっていて、夜もうるさくて眠れない、なんてことはありません。
あと警備員とか警察が沢山見回っているので、少なくとも私の見ている範囲内では大きな揉め事も起きていないようでした。
とは言え渋滞と飲酒による交通事故は多発してるんですが…(苦笑)
とりあえず、ひたすらテンションがぶち上がっているだけで、そこまで危険な感じでは無かったと思います。



感想としては、総合的に、まー楽しかったですよ。
爆音の中で水ぶっかけあってると、よく分かんないまま何故かテンション上がるんですね。
特に私なんか言葉まったく分かんないのに、空気感だけで色々おかしくなってしまった。(荷台載せて貰ったり、勧められるままコオロギ食べたりした
でも、たのしーけど、アレが毎年なのは確かに辛いものがあるなあ、とも思いました。
田舎に避難する気持ちも分かります。

あとは単純に、濡れてもすぐ乾くし、涼しくて気持ちいーです。
ヤンゴン連日40℃近くあって死ぬほど暑いんですけど、気化熱って偉大だ。すごい涼しかったです。

そして何より、とにかく人がいっぱいいるなあ、と改めて感じました。
人、というか、若い人がほんとに多い。
ヤンゴンは都会だからっていうのもあるのかもしれませんが、それにしたって若者の率が非常に高いです。
発展途上国ですから当然と言えば当然なんですが、超少子高齢化社会の日本人からすると、なんとなく若い人がワイワイ集まって何かやってるだけで、なんだか凄く未来を感じてしまいます。
まだ色々と課題は山積みのミャンマーですが、これだけ若いエネルギーが溢れるほどあるんだから、きっと何とか出来るし何とかするんだなあ、と…。
今回、そんなことをしみじみと思いました。



そんなこんなの Thingyan Festival でした!
とにかくめちゃくちゃ騒いで良いリフレッシュになったので、休み明けからの学校も頑張れそうです。
こーいうイベントごとにも積極的に参加しつつ、上手いことバランス取りながらミャンマー浪人引き続きやっていきたいなーと思います。


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