18歳女子浪人生。英検2級レベルの英語で生き抜きます。ミャンマー語は一つも分かりません。

ミャンマー浪人

生きてます。

ミャンマー浪人生の1日

ふとiPhoneの天気予報を覗いたら、UV指数がMaxの11で、「日中の外出は出来るだけ控えよう。」って書いてありました。怖すぎます。のもです。

何やかんやしているうちにヤンゴンに来て2週間が過ぎました。
ようやく朝起き抜けにパニックにもならなくなってきて、生活も落ち着いてきた気がします。
という訳で今回は、(たぶん)日本人初のミャンマー浪人生をやっている私の、普段の生活(平日編)をご紹介したいと思います。


5:00 起床

いきなり驚かれるかもしれませんが、わたし毎朝5時に起きています。
ミャンマーは今日本より日の出が遅く、大体6時前後にようやく空が白んでくる感じなので、5時はまだ真っ暗。
うだうだとスマホを弄りつつ目が覚めてくるのを待ちます。
(余談ですが、朝はたいてい家の前にいる鶏の「コケコッコー!!」で目覚めます。冗談みたいなほんとの話。)

5:30 トレーニング @ジム

私が父と住んでいるコンドミニアムには住民用のジムが付いていて、自由に使えます。
ミャンマー、やっぱりめちゃくちゃ暑くて、昼間は基本外出れないし、出る時も車に頼りがちで運動不足になるんです。
そこで、ジム。
父と一緒に、特に予定が無い日は毎日1時間くらい走って筋トレしています。
朝一だと誰もいないし、汗だくになっても気にしなくていいので、心置きなくやれるのが良いですね。

実はわたし出発前はミャンマー行ったら嫌でも痩せるだろうと高を括ってたんですが、こっち来てみたら意外とごはん美味しくて…
むしろ沢山食べちゃってるので、これは運動でもして燃やさなければ!と危機感に駆られて必死に走っています。

ランニングマシンに生まれて初めて乗ったんですが、シンプルにハムスターの気分でした。何km走っても景色が変わらないのしんどいです。

6:30 朝食

トレーニングを終え、家で適当にパン焼いたりすることもありますが、大抵は汗だくのまま外に朝ごはん食べに行きます。

これはミャンマーの朝ごはんの定番、モヒンガ。
魚介系スープ(ナマズ出汁)に米麺で、バナナの茎?とか大根?のフライとか乗ってます。見た目はアレですがおいしい。
他にもカレーとか鶏ガラスープの麺とか、豆入り焼き飯とかも食べました。

屋台のごはん、全般的に油っこいんですけど、炭火なので火の匂いがして妙にうまいんですよね。
うーん、痩せられる気がしません。

8:30 お勉強

ミャンマーに居るとはいえ、浪人生なので普通にお勉強します。
父親が仕事に行った後は、日本から持ってきたテキストを開いて黙々と机に向かう時間。
クーラーの効いた部屋でそうしていると、自分がどこにいるかなんて忘れちゃいます。…と言いたい所ですが、絶え間なく聞こえるクラクションの音がどうしたって耳に付き、ここはヤンゴンだと強烈に主張してくるのでした。
ミャンマー人、クラクションめっちゃ鳴らします。未だにビビりまくりのわたし)

12:00 昼食

お昼は、食べたり食べなかったり…。
いやもー外暑くて暑くて極力出たくないんです。
どーせ家でも座ってるだけなのであんまりお腹空かないし。
だいたい家にあるおやつかじって終わりです。

13:30 おでかけ

お誘いがあれば出掛けます。
父の紹介で知り合ったミャンマー人の方の会社にお邪魔したり、お茶しに行ったり。
皆さん日本語ペラペラだし、何よりお金持ちの方ばっかりなのでお話が面白いです。
日本にいたら18の小娘が経営のノウハウを直接聞く機会なんて無いですからね。
すげーなーって思いながら話を聞いたり、あるいは日本語勉強中の社員さんと日本語ミャンマー語教えあったりしてます。
そうする中で日に日に連絡先が増えていって、もし迷子になったとしてもこの中のどれかに電話掛ければ大丈夫なんだなあ、とちょっと安心。
初日は「今ここで父とはぐれたら私そのまま死ぬな」と思っていたので、個人的には大進歩なのです。

何も無い日は、そのままお勉強を続けます。

17:00 夕食

↑の流れで誰かにご馳走になることもありますが、主に父と一緒に外で食べてます。
父が知人と食事に行くのに混ぜてもらうことも多いですね。
それでまた誰かと知り合って、昼間どこかに連れてって貰って…というサイクル。
まあ偶にめんどくさいなーとは思いますが、自分こういうの割と嫌いじゃないんだな、と気付きました。
どちらかと言えば一人が好きなタイプだと認識していたので、意外な発見です。

ちなみに日本から持ってきたお米炊いて家で料理することもあります。簡単なものばかりですが。
どんなに適当に作ってもカレーライスはうまい。


19:30 お風呂

と言ってもシャワーですけどね。
日本の自宅では長風呂派の私ですが、こっちではザーッと適当に済ませます。
ごはんは今のところ大丈夫なんですが、お風呂だけは既にちょっと日本が恋しいです…。

22:30 就寝

早い!!!(笑)
だいたい21時過ぎにはベッドに入って、23時前には寝ちゃいます。すごい健康的。
テレビは(日本のやつは)NHKワールドしか見れないし、特に夜はすることないのでさっさと寝ます。
来たばかりの頃は深夜の犬の遠吠えで起きちゃったりしてましたが、今はもう慣れて朝までぐっすり。
どこでも寝れるのは数少ない私の長所だと思ってます。



…そんな感じですかね。
英語学校はつい先週から通い始めたんですが、今のところは土日だけなので、平日はこうして過ごしています。
意外と普通でしょ?(笑)
ヤンゴンで浪人生活、とだけ聞くと突飛な話に感じると思いますが、実際には暮らしていくにはそこまで不便さは感じず、むしろ受験的にも人生的にも勉強になることばかりの日々です。
どうしたって家にこもりがちになる浪人生活ですが、こうして環境をガラッと変えてみると、案外日常に幅が出て良いのかもしれません。
私のこの選択が正解だったのかは来年になってみないと分からないですが、少なくとも今は、来て良かったんじゃないかと(自分では)思ってますよ。


まだまだ序盤戦のミャンマー浪人ですが、引き続き受験勉強が最優先だということを忘れず頑張っていきます。
でも折角なので、ミャンマーにいるメリットも最大限活用しておきたいですね。



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ヤンゴン生活、これまでとこれから。

ふと気付けばミャンマーに来て早1週間が経とうとしていることにビビっています。のもです。
これまで、本当にあっという間でした。

ちなみにこの1週間私が何をしていたかというと、
通う予定の英語学校の下見や入塾試験に行ったり、
父の会社について行ったり、
近所のお店でローカルフードを食べたり、
ジムに通ったり、
父に連れられ色んな方にご挨拶したり食事ご一緒したり、
その流れで、前日に知り合ったばかりの人に「暇ならウチの会社で働かない?」と誘われたり…

なんかもう思考が全然おっついてないんですが、とにかく毎日何かしら想像を超えた出来事があってたのしいです。
どれもこれも普通に日本で浪人生やってたら絶対に体験できないことのオンパレードですしね。


そしてこっちに来て初めて、父がこの10数年何してたのかがちょっとだけ分かりました。
仕事内容も勿論なんですが、どなたにお会いしても開口一番「〇〇の娘です初めまして~」って言うだけで、皆さん本当に良くして下さるんですよ。
何かもうそれだけで、ああ父はこっちで本当に沢山の人に頼り頼られて仕事してたんだなあと実感しました。
父のおかげで今ここに居られること、改めてありがたいなと感じます。


あとは何より、この異国の地で案外けろっと普通に生活している自分に、自分が一番びっくりしています。
外歩くと5分で汗まみれだし車怖いしミャンマー語サッパリだけど、でもご飯おいしくて住むところしっかりしてれば人間なんとかなるんですね。

修学旅行で4泊5日シンガポールに行ったときはもう3日目あたりから帰りたくて仕方なかったんですが、今はまだ不思議なくらいそういう考えは無いです。
まあホームシックになる暇もないほど毎日目まぐるしく過ごしているというのもあるんでしょうけど、元々地方出身なので、ヤンゴンの都市と生活が共存してる感じはホッとするんですよ。
地元より全然都会なのは間違いないんですが、一本路地に入ればふつーに人が生活していて、
シンガポールほど人工的すぎず、東南アジアの典型的イメージほどローカルすぎず、というバランスが程よいのかもしれません。


とは言え今日も朝起きた瞬間「ここどこだっけ…?」と思いましたし、私がここに芯から染まって"馴染んだ"と言えるのはまだまだ先ですね。
私がそうなれるのは一体いつになるのか、それとも1ヶ月後あたりにはもう帰りたいと泣いているのか、どうぞ楽しみにしておいて下さいませ。

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「なぜ」ミャンマーで浪人?

まずは、お越しいただきありがとうございます。
普通の人が普通のことをだらだらと拙い文章で綴るだけのブログですが、どうかあなたの暇つぶしにでもなれば幸いです。



改めて、初めまして。
"のも"と申します。現在18歳の純日本人女子、浪人生です。
今年の3/1に高校を卒業し、7日からヤンゴンにて浪人生活を始めました。
まあここまで聞いて、まずは皆さん「何故ミャンマーで浪人!?」とお思いのことでしょう。
先日(と言っても2週間前くらいですが…)高校の先生にお話ししたときも大層驚かれました。そりゃそうですよね。
民主化を達成し、近年ビジネス面での注目度が急上昇しているミャンマーですが、日本国内でのイメージはまだまだ"ビルマ"の頃と変わりません。
ちなみに私の元担任は地歴公民の講師なのですが、そんな人でも「ミャンマーってネット繋がるの?」と真顔で聞かれました。(笑)
そんな国に住む、しかも浪人生活!と来れば、誰でも頭にはハテナマークが浮かびますよね。
初記事の今回は、自己紹介がてら、私がミャンマーに来た理由をお話ししたいと思います。


①私とミャンマー

ちなみに、私がミャンマーに来るのは今回が初めてです。3/7に生まれて初めてヤンゴンに降り立ち、そして語学学校に通いつつそのまま4ヶ月半 ほど滞在します。
もっと言うと、日本を出るのはこれで3回目です。しかも内1回は修学旅行で行ったシンガポールなので、プライベートでは2回目。
これを読むと、そんな状況で、なぜ!?とますます疑問が深まったことと思われます。

あんまり勿体ぶって話を引っ張るのも何なので端的に言ってしまうと、実は私が今ここにいるのは父の影響が8割なのです。
父は私が生まれるずっと前からミャンマーに通い続けている人で、少し前からヤンゴンに居を構え、現在は1年のほとんどをミャンマーで過ごしています。

新聞では書かない、 ミャンマーに世界が押し寄せる30の理由
(↑父の著書です。)

父について詳しくは上記の著書略歴の欄を各自ご参照頂ければと思いますが、そんな訳で私は幼少期からよく話を聞かされており、私にとってはミャンマーはアメリカやEU諸国と同じくらい身近な国の一つでした。
なのでいつかミャンマーを訪れてみたい、と考えるようになったのは、自然といえば自然なことであったのです。
とは言えその機会がこんな状況で、こんな身分で訪れることになるとは夢にも思いもしませんでしたが…(苦笑)


②浪人生とミャンマー

タイトルの通り、私は今いわゆる浪人生という身分であります。
お恥ずかしながら現役での大学受験に失敗しまして、両親にお願いだからもう一度チャンスをくれないかと頼み込み、1年間の猶予をどうにかこうにか頂いた身です。
なので本来なら予備校に入るなりして1年間脇目も振らず受験勉強にのみ専念します、と言って然るべきなのですが…。
実はわたくし、筋金入りの怠け者でございまして。家族会議にて色々と話し合った結果、
「このまま実家に居てもダラダラと無為に時間を浪費するだけではないか、とは言え一人暮らしさせるのはもっとまずいだろう」ということで全員の見解が一致して、また単純に私が英語が苦手ということもあり、そこで初めて留学、という選択肢が出てきたのでした。

しかし語学留学なら英語が母国語の国で学べばいいのでは、というのは尤もな意見です。
うちの場合はちょっと特殊なのでアレですが、我が家でも何もただ父親がいるから、というだけで留学先をミャンマーに決めた訳ではありません。
家族会議の中でも、普通にアメリカとかはどうよ、という話が出ていました。
それでも、私は、ミャンマーを選んでここに来たのです。

1.ミャンマー、留学費用が安い。

その理由としてまず挙げられるのはコレでしょう。
まあ後発開発途上国なので生活費があまりかからないのは言うまでもないんですが、学費も比較的安いです。
まだ私も学校を決めていないので具体的な金額は分かりませんが、さすがにアメリカやヨーロッパとは比べ物にならないと思います。
それでいてネイティヴスピーカーの授業が受けられる所もあるんですよ。
ただ、住居費は結構します。
もちろん現地人向けの安アパートもあるにはあるんですが、やはり防犯とかインフラ面で不安なので…その辺にこだわると家賃相場はわりと東京ぐらいします。
私は今のところ父と一緒に住んでいるのですが、この先どうしようかなあ…とちょっと迷っています。
伝手があればホームステイも良いかもしれません。

2.ミャンマー、移動が楽。

こう言うと驚かれる方も多いでしょうが、ヤンゴンに限って、それも生活する前提で言えば、ミャンマーは移動がそこそこ楽です。
というのも、首都ではないものの都市機能が集中しているヤンゴンでは、食事にしても買い物にしても通学にしても基本的に歩いて行ける範囲で賄えてしまうのです。
24時間営業のコンビニいっぱいありますし。
交通機関が発達している訳ではないので旅行の際にはタクシーを使うのが必須ですが、住む分には偶のお出かけに使うぐらいで良いですからね。
そういった意味では、車がないとどうにもならないアメリカ等と比べると、ミャンマーという国は移動が楽な国であると言えるでしょう。

3.ミャンマー、治安がそこそこ良い。

ミャンマー、というかヤンゴンでは、日中は女性の一人歩きも全然余裕なくらい安全です。
車優先の国なので事故には気をつけなければいけませんし、あと野犬が怖いっていうのはありますが、犯罪の被害に遭うことはそうそう無いといいます。
夜間はそもそも真っ暗なので外出は控えた方が吉なのですが、治安面にしてもほかの海外に行くときと同じくらいの心構えで良いです。
夜中に一人でタクシーは止めた方がいいかなってぐらいですかね。

4.ミャンマー、話のネタとして強い。

ま~~~~正直こういう打算も結構でかいです。(笑)
だってAO狙うにしても就活に使うにしてもエピソードとして強くないですか?
ミャンマーで浪人してました」って言うだけで、なんかコイツ面白い奴だなって思ってくれそうじゃないですか。
今時アメリカ行ってもオーストラリア行っても大してインパクト無いですからね…。
"誰とも違う、自分だけの経験"を手軽に作れるという点では、ミャンマーってわりと適任なのではと思います。



ここまで長々と書いてきましたが、そんな訳で私は宅浪でも予備校生でもない、日本人初?のミャンマー浪人 をスタートしました。
慣れない国で暮らすのは不安もありますが、自分でも意外なことに結構ワクワクしている部分もあります。

このブログでは、そんな私"のも"が感じたことを素直に書いていけたらと思います。
ごゆるりとお付き合い下さいませ。

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